年齢:23歳
職業:学生
¥500 (¥100/本)
場面によって機能をすぐ変えたい
基準はライターの値段
義手のみんなに使ってほしいから、お手頃価格で
義手の指の部分に、調味料やライターの機能を埋め込む
例えば、指の先から醤油を出してお寿司にかけたり、火をつけてタバコに着火したりする
普通の人の指の動きを義手で再現するのは難しいから、人間の手になるべく近い義手ではなくて、
人間の指じゃ絶対にできないギミックを義手に搭載し、ローテクな機能拡張をしたい。
元々、腕がない人の義手使用率は5割くらいで少ない。そんな中で、自分が義手をつける理由は、ファッションを完成させたいから。
だからこの発明も、ファッション的な要素がある。ファッションは5体満足の特権じゃなくて、腕がなくても楽しみたい。
むしろ、義手だからこそできるファッション性を生み出していきたい。
生まれつき左腕がない彼だからこそ生まれた視点。義手には限界があり、なるべく人間の手に近づけるアプローチにはあまり興味がないそうだ。
そこであえてローテクな路線に走り、ファッション的な要素も取り入れた商品を発明できるのは、
義手と向き合い、彼なりに考えたことの表れのように感じられる。